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御嶽山、前兆の地震あるも噴火を予知できず。2014年現在の噴火予知事情は? [災害]

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27日の昼頃に噴火した、岐阜県と長野県境の御嶽山ですが、その2週間前ほど前には地震活動が活発になっていたようです。
しかし気象庁は、記録の少なさと観測網が手薄であったことから、噴火の前兆であると予知できませんでした。
2014年現在でも、火山の噴火を予知することは難しいのでしょうか?




火山の噴火の前兆って?
火山の噴火前には、明らかに前兆があると考えられています。
噴火に至る数ヶ月前~数時間前に、マグマの移動など火山活動によって起こる火山性地震が発生します。
火山性地震の回数は噴火に向けて増えてゆき、火山性微動の発生に至ります。

地震や微動以外の前兆としては、地下水の温度の上昇、火山地下の電気抵抗の低下、火山ガスの化学組成や地磁気の変化などの現象が見られます。



御嶽山にも噴火の前兆はあった?
御嶽山噴火の2週間前ほど前、今月10日あたりから火山性地震が観測されていました。
翌11日にその数は80回を超えています。

しかし、その後に地震活動は減少しました。気象庁もマグマの動きに関するデータや衛星利用測位システム(GPS)などを使って監視を続けていましたが、噴火を警戒するレベルの基準には至りませんでした。
噴火の10分ほど前に火山性微動も観測されましたが、その他のデータに異常は見られませんでした。



地震と比べれば予知しやすいとされている火山の噴火ですが、経験則で予知が可能な火山は稀な存在です。
予知方法も過去の噴火活動のデータに頼る比重が大きく、まだまだ課題が残るようです。






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