小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ日が発表！今回の探査計画は？

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小惑星の微粒子採取に世界で初めて成功し、地球への帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」。
その後継機である「はやぶさ2」が鹿児島県種子島から宇宙へ旅立ちます。

JAXAの発表によると、打ち上げ日は11月30日。小惑星「1999JU3」に2018年に到達し、2020年に地球へ帰還予定です。



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■今回の探査計画は？
「はやぶさ2」が探査する「1999JU3」は、主に炭素系の物質で構成されている、C型小惑星と呼ばれる小惑星です。
「C」は英語の「Carbonaceous」（炭素質）が由来。「はやぶさ」が探査した小惑星「イトカワ」と比べて、有機物や含水好物が多く存在する可能性があります。

小惑星探査によってサンプルを採取・分析することにより、太陽系の進化や生命の起源の解明に近づくのではないかと注目を集めています。



■「はやぶさ」からの改良点は？
「はやぶさ」による経験を生かし、安定した航行を目的とした改良が施されています。

一例としては、「はやぶさ」ではお椀のような形のパラボラアンテナを使用していましたが、「はやぶさ2」では金星探査機「あかつき」と同様の平面型のアレイアンテナに変更されています。

また、サンプル採取の仕組みも新たなものが追加されています。
目立つ追加点としては、衝突装置で人工的にクレーターをつくることが可能になりました。これにより、小惑星内部からの新鮮なサンプル採取が期待できます。



「はやぶさ2」搭載装置に記録されるメッセージの募集に応募していたので、打ち上げ日が決まるのを待ち望んでいました。
今回の探査でどんな発見があるのか、どんなドラマが待っているのか楽しみです。

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