日本人も利用可に？修正の続くカジノ法案とは

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今まで、外国人の利用に限定すると報道されていたカジノ法案が、
条件付きで日本人の利用を認める方針と明言されたようですね。

日本の産業であるはずなのに日本人の利用は除外されることに
疑問を持っていたので、今回の発表は喜ばしいとは思います。
（条件付きなど気になる点はまだまだ残っていますが）



今日はカジノ法案に関してと関連事項についてまとめてみました。



■そもそもカジノ法案って？
外国人観光客を増やそうとした日本政府は、統合型リゾートを
日本国内に作ろうと計画しました。

統合型リゾートとは、ビジネス関連施設や、ホテル、
ショッピングモール、飲食店、温浴施設、映画館やスポーツ施設に
カジノを含んだ観光集客のための複合施設のこと。
シンガポールやマカオなどをイメージするとわかりやすいかと思います。

しかし、日本の現行法ではカジノの建設ができません。
（刑法の賭博罪にひっかかります）

故に新たに
カジノを合法化するための法案＝カジノ法案
を作ろうとしているわけです。
（賭博罪に関してはそのまんまで良いのでしょうか･･･）



■カジノ法案の中身は？
簡単に言い換えると

・経済活性化のために統合型リゾートつくるよ！

・施設は決められた地域で、許可を受けた人が運営できるよ！



カジノそのものは基本的に外国人が利用することを想定して
話が進められているようです。



■カジノをつくるメリット・デメリット
政府の挙げている主なメリットとデメリットです。

メリット
・（おもに外国人）観光客の増加、ビジネス施設活性化

・カジノ税収入で新規に財源を作れる

・地域での雇用促進や経済活性化



デメリット
・ギャンブル依存症の増加、周辺の生活環境の悪化

・健全なファミリー層向けの観光地イメージが低下する



■政府の挙げるデメリットに関する疑問点
上の項目で紹介した政府のいうデメリットなんですが、
少々ツッコミどころがあるんですよね。

ギャンブル依存症が増える恐れをデメリットとして挙げているのに、
パチンコや競馬等に関して何か政府側から手を加えていましたかね？

また、健全なファミリー層向けと言ってますが、
そもそもどういった層を誘致することを想定しているのか･･･。
（ラスベガス等、ファミリー向け施設が整備されているリゾートも存在します）



個人的な意見ですが、政府の方向性が漠然としすぎている気がします。

カジノを売りにするというのであれば、売りにするビジョンを明確に
しないと難しいのではないでしょうか。

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タグ：カジノ カジノ法案 ギャンブル リゾート 経済