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富士フィルムの薬「アビガン」は対エボラ出血熱の希望となるか [医療・衛生]

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2014年10月4日、リベリアでエボラ出血熱に感染した患者が
治癒・退院したことをフランス保険省が発表しました。

この患者の治療に使われた薬「アビガン」は
富士フィルムの子会社、富山化学工業によって開発された薬です。

「アビガン」とはどんな薬か、
エボラ出血熱に対抗できるのか、調べてみました。



次記事(具体的な感染ルートや対策について)
→エボラ出血熱の感染ルート及び日本に上陸した場合の対策は?

海外サイトのエボラ詳細記事
→エボラのことが詳しくまとめられた海外サイトを訳しつつ読んでみた



「アビガン」とはどんな薬?

「アビガン」は2014年3月に国内での
製造・販売が承認された抗インフルエンザ治療薬です。

インフルエンザウイルスに感染すると、感染した細胞の中でウイルスが
増殖し、せきやくしゃみを通して拡散していきます。

現在、インフルエンザの治療に使われている薬は
インフルエンザウイルスの放出を阻んで拡散を防ぐもの。
一方、「アビガン」はウイルスそのものが増殖するのを防ぐという
今までの薬とは違う新たなメカニズムの薬です。



エボラ出血熱に効果があるの?

エボラ出血熱もインフルエンザと同様に、
ウイルスが原因で引き起こされる病気です。

インフルエンザウイルスとエボラウイルスは
構造が似ているため、「アビガン」が
治療に有効である可能性があるとして注目されています。

(ドイツの研究チームからは、エボラへの効果が
あるという結果が発表されています)

富士フィルムは、フランス、ドイツ、ギニアを
はじめとした各国から「アビガン」の提供要請を請けています

もし日本でエボラ出血熱が確認された場合にも
「アビガン」の投与を認めることが厚生労働省により発表されています。



【追記】
(10月24日)
閣議で、日本でエボラが発生した場合、医師の判断で 未承認薬(アビガンを念頭に置いている)投与を認める という政府答弁書が提出されました。

国内には約2万人分のアビガンのストックがあるとのことです。



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