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アラル海が現在消滅寸前!?世界4位の湖が干上がった原因とは [国際]

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NASAが中央アジアの湖アラル海がほぼ消滅している状態であることを発表しましたね。
2014年までに撮影された衛星画像も公開されています。
世界第4位の広さを誇っていた湖が、どうしてここまで小さくなってしまったのでしょうか?








そもそもアラル海って?
アラル海は中央アジアの内陸にある塩湖です。
カスピ海の東、ウズベキスタンとカザフスタン両国にまたがるように存在しています。
名前の由来はトルコ語で「島が多い」を意味しています。

1960年代あたりまでは世界4位であったころの面積でした。
具体的には、琵琶湖の100倍くらいの広さだったのです。



アラル海が干上がった原因って?
アラル海が干上がるに至った原因としては、
1960年代のウズベキスタン(当時は旧ソ連)による農業用水の確保が挙げられます。

水を確保するために主要な川の流れに手を加えたことで、
河川水量と蒸発のバランスが崩れたアラル海は急激に縮小していきました。

1987年までには水量の60%が失われ、2010年には元の面積の10%を割り込むまでに。
そして現在。2014年の干ばつによって、アラル海の南西部は完全に干上がってしまいました。



アラル海縮小の影響
アラル海の縮小により、雨が降らず周辺は砂漠化しています。
結果、塩分や有害物質を含む砂嵐が巻き起こり、現地の住民には
呼吸器疾患や悪性腫瘍といった健康被害が出ています。

また、水量と引き換えに塩分濃度が上昇。
生物が死滅して漁業は崩壊するに至りました。



アラル海の湖底には、水の干上がるスピードから逃れられず座礁した船が今も多数放置され
俗に、「船の墓場」とも呼ばれています。


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